連日、暑い日が続く夏休み。子どもたちは夏休みを満喫していますが、宿題の進み具合を聞いてみると…なかなか進んでいないようです。
夏休みも残り2週間あまり。後回しにしがちな『自由研究』や『読書感想文』などの宿題を片付けてしまいましょう!
今からでも間に合う夏休みの宿題を片付けるコツを取材しました!
■ 博物館で ”長崎の伝統工芸” を体験してみよう

長崎歴史文化博物館では連日、そのまま自由研究になるイベントや講座が開かれています。

スタッフ:
「自分がどんな龍を作りたいのかなっていうのを想像しながら見てもらって作り始める」
この日は長崎とゆかりが深い龍を画用紙で作るイベントが行われました。
子どもたちは展示室で、『龍の装飾がされた陶磁器』や『長崎刺繍』などを見て、自分が作りたい龍のイメージを膨らませます。

互い違いになるようにウロコを切って色を塗り、折り紙を貼ればオリジナルの『動く龍』の完成です。
机で動かせば本当に動いているように見えます。
出来映えは──?

「思ったより上手にできて楽しかった」
「キラキラの折り紙の所きれいで気に入っている」
「すごいと思います。自由研究にします」

さらにこの日は、江戸時代に長崎から海外へ供給していた「長崎更紗(ながさきさらさ)」の ”型絵染め講座”も行われました。
コースターやタペストリーなどに、自分が選んだ型の上から染料を刷り込ませていきます。
スタッフ:
「細い筆の方がいいな。狭いところだから」
丁寧に指導してくれるので初めてでも上手に色付けができます。
スタッフ:「完成~」
感想は──?
「上手にできた」
Qこのあとどうするの?
「自由研究に出す」

自分が作った作品に合わせて、型絵染めの歴史をまとめれば立派な自由研究です。
博物館では5つの長崎の伝統工芸講座を日替わりで行っています。

ヨーロッパの宝飾技術が活かされた『長崎銀細工』や『ステンドグラス』、長崎で生まれた『現川焼き(うつつがわやき)の陶芸体験』など、興味があるものにチャレンジできます。