通ってくれるお客さんに励まされ、おおはら化粧品店はここを出てほかの場所で店を続けることにしました。新しい店に移るため、まだ店内にある商品を片付けなくてはなりません。
最後の営業日は、引っ越しの荷造りに追われることになりました。
「入るかな…ムリかな、ムリだね」
この店を始めたのが母親の真弓さん、71歳になります。
農協に就職して職場となったのがトスクになる前の生活センター。やがて直営の化粧品売り場ができるとそこの担当となりました。
そして真弓さんは同じ店内で独立して自分の店を開くことにしました。

おおはら化粧品店 大原真弓さん
「昭和54年かな、11月に自分でやりだして45年」
就職して以来ずっと、真弓さんが働く場所はこのトスクの店の中でした。
おおはら化粧品店 大原真弓さん
「本当にね、ここの従業員さんとかみんな、お客さんとも仲良くなるしね、本当に人が助けてくださっだですね、本当にありがたかったです」
真弓さんが働き始めたのは生活センターができて数年経った頃。多くの買い物客で賑わった時代を知っているだけに、トスクの閉店には寂しさしかありませんでした。














