ヨネックス株式会社は3日、都内で記者発表会を行い、米国で爆発的に流行しているラケットスポーツ「ピックルボール」の日本国内市場に新規参入することを発表した。
ピックルボールは、テニス・卓球・バドミントンの要素を組み合わせた米国発祥のスポーツ。手軽に始められ、老若男女が楽しめる競技としてアメリカで爆発的な人気となっており、競技人口は約900万人に及ぶ。また、プロリーグも発足しており、大坂なおみやNBA、NFLのスター選手らが各チームに出資している。日本でも近年人気が高まり、各地で大会の開催やコートの設置が進んでいる。
今回ヨネックスは、国内市場参入の第一弾としてピックルボールパドル(ラケット)を発売。2022年7月からアメリカ市場では展開をしていたが、日本でもピックルボールが拡大していくと予想し参入に踏み切った。ラケットスポーツ、ゴルフ、スノーボードで培ってきた独自のカーボン技術を生かしたピックルボールパドルは、テニスラケットではお馴染み「VCORE」「EZONE」ブランドの2種類。中上級者向け製品として展開していくという。ヨネックスジャパンの米山修一社長は「日本ではエンターテイメント性の高いスポーツとしてこれからどんどん盛り上がってくる。商品を通じた市場の活性化、プロモーションを含めて、ヨネックスの事業のひとつの柱にしていこうと考えている。ピックルボールをしっかり育てていきたい」と話した。
また、記者発表会には、リオ五輪バドミントン女子ダブルス金メダリストの髙橋礼華も登壇。髙橋は6月に日本橋で行われたイベントにてピックルボールを体験しており、「動きが少なく、子供から大人にまで誰でも簡単にできるスポーツだと思う」と魅力を語った。「バドミントンもラケットが年々良くなっている。ピックルボールをやる人がこれからもっと増えていって(パドルが)どんどん改良されていくのが楽しみ」とコメントした。
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