
県内ではこれまでにも、二千円札を普及させるために委員会を立ち上げ、企業や個人があの手この手で、様々な取り組みを行ってきた。
草の根的な活動が浸透しているのか、若い世代からも、「珍しい」とはいうものの、二千円札に好意的な意見も多く聞かれた。
ー二千円札へのイメージは?
▽高校生 「もらったらうれしい。珍しいから、ほぉ~ってなる」
「内地で進学した時に、内地の友達に自慢しようみたいな」
「内地ではあんまり使わないって言うけど、沖縄だったら普通に千円札と変わらない感じで使うイメージですね」
新紙幣の陰にかくれた二千円札。その存在に光をあて、将来につなぐのは、県民の気持ち次第かもしれない。
【取材MEMO】
今回実施した街頭インタビューでは50人中13人が、二千円札を家に保管していると回答。学生からは、お小遣いやお年玉で二千円札をもらうことも多いという声もありました。
新紙幣発行後も二千円札はこれまで同様に使用できます。この機会に、二千円札を活用してみてはいかがでしょうか。(比嘉チハル)