性について悩む子どもたちとの向き合い方を考える取り組みです。仙台市内の小中学校の教諭らが参加した研修会で、LGBTQの当事者として悩んだ経験のあるタレントが講演しました。
タァちゃん:
「リアルなLGBTQの『G』ゲイがここにいます。生の声を肩の力を抜いて聞いてください」

幼い頃からゲイを自認していたという、タレントのタァちゃん。仙台市内の小中学校で保健指導にあたる教諭などおよそ80人が参加した研修会に講師として招かれました。研修会では、自身の経験をもとに性に悩む子どもとの接し方についてアドバイスしました。

タァちゃん:
「学校の先生たちは、否定もせず肯定もしないであげたらいいです」

教諭らは普段聞くことの出来ない当事者の経験談に真剣に聞き入っていました。
主催した仙台市学校保健会保健主事部会 高橋絢教諭:
「『僕だったらこう言ってほしい』とか、教員としてどうしたら良いかを具体的に聞けたので、非常に勉強になった」

この研修会は毎年開かれていて、去年の参加者から「LGBTQをテーマにしてほしい」との意見が多かったから今回の講師が選ばれたということです。