家庭でできるボウフラ対策は?

ー家庭でできるボウフラ対策はありますか?

(大野さん)
「ヤブカはちょっとした水たまりからでも発生します。庭やベランダにある水たまりは要注意。古いタイヤや水槽、植木鉢、バケツ、雨よけシートやブルーシートのくぼみにたまった水、竹の切り株などの小さな水たまりにもボウフラはやってきます」

「ほかにも、ジュースの空き缶や空き瓶、ときにはおうちの中の花の活けてある花瓶にボウフラがいたなんてこともあります。ひとすくいの水から数十匹のヤブカが発生します」

「対策は水たまりを作らないこと。ボウフラを血眼になって探さなくても、水たまりさえなければ蚊は発生しません。ボウフラは流れのない(または少ない)水がないと生きていけないので、流したり干したりしてしまえばやっつけ完了です」

呼吸管がおしり側にあり、息をするためにおしりを上に向けて常に逆立ちしている!

「蚊は早いと10日ほどで卵から成虫になってしまいます。晴れた日におうちの周りを見てみましょう。梅雨時に伸びた木や草の葉も成虫の休み場所になります。これもさっぱりとして風通しよく乾燥させてやると成虫の隠れ家もなくなります」

ところで、「孑孑(ボウフラ)」ではなく「子」がたくさん並ぶ子子子子子子子子子子子子」はなんと読むでしょうか。