JR山陰支社の金岡裕之新支社長は、28日、就任会見に臨み、沿線自治体に協議を求めている木次線の一部区間について、「鉄道の特性が十分に発揮できていない。地域のお役に立てていない。」などという認識を示し、今後の交通体系の在り方について、相談したいと述べました。
金岡新支社長は、富山県出身の58歳。1990年にJR西日本に入社し、新幹線保線課長や和歌山支社長などを経て、6月19日付けで、山陰支社長に就任しました。
28日の就任会見で、金岡支社長は、伯備線で保線中に起こった死亡事故などに触れ、自らが先頭に立ち、安全最優先の意識を浸透させ、安全性向上の取り組みを推進していきたいと述べました。
また、利用が低迷する木次線の出雲横田駅と備後落合駅間の在り方についての沿線自治体との協議は、「特定の前提は置かずに、進め方も含め相談したい。」と、あらためて従来の方針を示しました。
そのうえで、この区間について、「鉄道の特性が十分に発揮できていない。地域のお役に立てていない」などと述べました。
JR山陰支社 金岡裕之支社長「非常に厳しい状況が続いていることを踏まえて、今回、あらためてその厳しさをお伝えするとともに、今後の交通体系の在り方について、相談するというふうに進めて参りたい。」
そして、まだ面会ができていない沿線の奥出雲町などとの日程調整を急いでいるとしています。
一方、山陰支社のミッションは、地域に入り込み、地域課題の解決に努めることととし、鳥取駅や松江駅、米子駅周辺の街づくりなどにも、積極的に関わるとともに、2025年の大阪万博開催についても、山陰への誘客へつなげたいと意欲をのぞかせました。
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