東北電力は、来年7月に運転開始から30年を迎える女川原子力発電所2号機について、去年の法改正に伴い30年を超えて運転するために必要な計画の認可を原子力規制員会に申請しました。

東北電力は27日、原子力規制委員会に「長期施設管理計画」の認可申請書を提出しました。

この計画は、原発の運転期間についてこれまで最長60年だったものを60年を超えても延長できるようにした去年の法改正に伴うものです。運転開始から30年を超える全ての原発について、施設の劣化状況の確認方法や必要な措置などをまとめて規制委員会の認可を得ることが求められます。

女川原発2号機は1995年7月に運転を開始していて、東北電力は今回、運転開始30年を迎える来年7月以降の10年間の計画を提出しました。今後、規制委員会で審査が行われます。

東北電力は、女川原発2号機の再稼働を今年9月頃に予定しています。