当事者:
「仲間がいたり、自然にだんだんそうやって過ごしていく中で、周りにも社会の人でも分かり合える人がたくさんいるんだって思うことが多くなってきて。最近自分だけが一人じゃないんだなって思うようになってきましたね」

「ここにいたら色んなことが起こる。結構面白いんですよ。結果、ギャンブルがと止まってて」

まずは当事者本人が一人で悩むのではなく勇気を出して誰かに相談することがギャンブル等依存症から抜け出すための第一歩。合わせて周りの人が本人の意思の問題ではなく病気だと正しく理解することが回復への近道と言えそうです。

厚生労働省によりますと、ギャンブル等依存症の人に対して
・借金を肩代わりする
・「やめられないなんて意思が弱い人なんだ」などと言ったりすると、依存症の回復を遅らせたり悪化させたりするおそれがあるということです。

県ではギャンブル等依存症に悩んでいる場合は自分だけで解決しようとせず、支援センターや回復施設、県内の各保健所などに相談するよう呼びかけています。

相談電話番号

長崎県長崎こども・女性・障害者支援センター
精神保健福祉課 TEL 095-846-5115

長崎ダルク(回復施設グラフ・ながさき)
TEL 095-800-2923