厚生労働省によりますと「ギャンブル等依存症」とは公営ギャンブルやパチンコなどにのめり込みすぎて生活に支障が生じている状態のことを指します。「ギャンブル等依存症」に関する関係機関への相談はここ数年、増加傾向を辿っていて、2022年には全国で7千件以上の相談が寄せられています。

長崎県内でも2万人以上にその疑いがあるとされるギャンブル等依存症、当事者の声や回復に必要な支援について取材しました。
県内におよそ2万3千人(2020年調査)。県がまとめたギャンブル等依存症の疑いがある人の数です。そのきっかけは様々です。
回復施設に入居している人:
「友達に誘われたのがきっかけでそこでビギナーズラックになって」
「高齢者とのコミュニケーションの一環として話してたときに、その人が近くに競輪場があるよということで今度1回体験しようと」
「アニメの名前がそのままパチンコ台になってて…それなんか面白そうだなというのがきっかけで」
「遊び半分にしてたものが依存って言われるまでになってしまって」