部屋干し臭を防ぐ「干し方」

部屋干し臭は、洗濯で落としきれなかった汚れと、様々な菌が原因で発生します。
しかし大貫さんによると、5時間以内に乾かすことで菌の増殖を抑制することができるのです。
そこで、衣類の種類別に、早く乾く干し方を教えてもらいました。

◆ワイシャツ
⇒エリを立て、ボタンを外したまま干す

形を気にしてボタンを留める人も多いですが、早く乾かすにはボタンはすべて外します。
さらにエリを立てることで生地の重なりがなくなり、乾きやすくなります。

◆ジーンズ
⇒表のまま筒干し

ジーンズで一番乾きにくいのが、後ろポケット。
表のまま、ファスナーやボタンを開けてピンチハンガーで筒干しにします。ポケットは外側に出して干すのがおすすめです。

◆バスタオル
⇒端をそろえずにずらして干す

バスタオルは端を揃えて干すと、湿った部分が重なって乾くまでに時間がかかります。
端を揃えずにずらして干すようにしましょう。
また、バスタオルよりも大きいシーツなどを干す場合は、角ハンガーの上から被せて中にはさむようにすると、空間ができて早く乾きます。

扇風機・サーキュレーターは下から

ライオン お洗濯マイスター 大貫和泉さん:
洗濯物って上から乾いていくんですよ。下が乾きにくいので、下を中心に風をあててあげるといいと思います。風量は、風が通るようであれば「弱」でも大丈夫です。

扇風機を使うことで、通常の部屋干しと比べ、約半分の時間で洗濯物を乾かすことができるそうです。

(ひるおび 2024年6月19日放送より)