■「やったのはロシア軍だ。間違いなく言える。プーチンの軍隊だ」
それは、父親が実家を案内してくれた、あのトゥロフスキーさんでした。

その時はまだ、生きていたと言うのです。しかし・・・。
スキーバさん:
「『放っておいても死ぬだろう』という声がしましたが、その後、銃声が聞こえ、トゥロフスキーさんの腕は動かなくなりました。次は自分だ。殺されるだろうと思いました。つらかった」
「兵士の声が聞こえていました。彼らはお互いにジョークを言い合い、笑って楽しんでいました」
兵士たちが去った後、スキーバさんは、近くの家に助けを求めました。
「市民虐殺はフェイク」と言い続ける、ロシアへの怒りは募ります。
スキーバさん:
「私にもロシアに親戚がいますが電話して、こんなことが起きていると伝えると『ありえない。それはウクライナのナチがやっている』と言われました。やったのはロシア軍だ。間違いなく言える。プーチンの軍隊だ」

ナタリアさんは夫を亡くしました。
家具店で働いていたアンドリー・ベルボビイさん、55歳。

記念日には、必ず妻にバラを贈る優しい夫だったと言います。
ナタリアさん:
「あの時、彼が体験したことを思うと、とてもつらいです。私の人生は止まりました。私は彼なしで生きることを学ばなければなりません。そしてそれはとても難しい」

事件は、深い悲しみを残しました。