2019年から協力隊の活動を始めた香取さんは、高まりを見せるアウトドア人気に注目し、オリジナルグッズの商品化などに取り組みました。
こちらは、職人が専用の型を造り生産する南部鉄器製のクマよけの鈴。

色は岩洞湖の青と自然の緑を表現しています。
(香取良翼さん)
「これを見て、おっ岩洞湖って岩洞湖を知らない人でも岩洞湖に興味を持ってもらえるところが一番うれしいですね」
岩洞湖の自然に魅了された香取さんは、地域おこし協力隊の退任後も盛岡市に残り、今はSUPの魅力を発信しています。

SUP体験にかかる時間は、準備も含めておよそ2時間。
途中休憩を取りながら湖の上を2から3キロほど進みます。
ほとんどの人は湖に落ちることはないそうですが…慣れてきたときこそ油断は禁物です。

(井丸貴拡キャスター)
「自然を全身で体感したような感じで楽しかったです」

(香取良翼さん)
「紅葉の時期なんかは風も穏やかで、紅葉が湖面に写り込むような景色が見られたりもしますので、新緑だったり紅葉だったり、四季の変化を全身で感じられるのが岩洞湖なのかなと思うので、この時期が特別だよというよりは1年中特別な感じで考えています」

初夏から秋にかけてその表情を変える岩洞湖の自然を楽しむことができるSUP体験は、今シーズンは10月下旬まで営業する予定です。