天野さんは最大で幅50センチを超える大判フィルムを使って、様々な自然の姿を撮影してきました。

さらに、水槽の中に自然の風景を再現するネイチャーアクアリウムを開発。
ポルトガルの水族館にも展示されるなど、世界を舞台に活動してきました。
18歳のとき、天野さんが営む「アクアデザインアマノ」に入社し、多くの現場をともにしてきた本間さん。
長年あこがれ続けている景色がありました。
【本間裕介さん】
「鎧潟、私自身も見たことないんです。ネイチャーアクアリウムの原点が鎧潟にあるんですね」
「鎧潟」とは、かつて今の新潟市西蒲区に存在した潟。
東西南北ともに2.5キロあり、越後平野の湖や沼の中で一番大きな潟でした。

戦後、食料増産などの目的で干拓がすすめられ、1966年に姿を消しました。














