高齢者も多く 地区が点々としている椎葉村 お弁当を毎日 利用者へ配達

コロッケやしゅうまい、それに卵焼きなど、廣末さんが作る具沢山のお弁当。
この日は村の人が作ったお米も使われていました。

(廣末克彦さん)
「これは去年のお米ですね。(椎葉村)松尾(地区)の畜産をやっている方から、声をかけたら『ある』って言ったので、安くでゆずってもらいました」
(記者)
「やっぱりそういうサポートはうれしいですか?」
(廣末克彦さん)
「本当に助かる。お弁当の価格を維持できるので助かっています」

高齢者も多く、それぞれの地区が点々としている椎葉村。
廣末さんは作ったお弁当を、毎日、利用者へ配達しています。

(廣末克彦さん)
「中身はこれで良かったのかとか、次、頼まれた時に(具材を)どんなもの入れるとか、そういうことを日頃常に運転している時は考えている」

車を走らせることおよそ20分。到着したのは、地域のゲートボール大会が開かれている会場です。

(お弁当受け取った人)
「おいしくて毎回中身が違うので喜んで(頼む)」

昼食の時間、汗を流した参加者は、テーブルを囲んで廣末さんのお弁当をおいしそうに味わっていました。

(お弁当食べた人)
「朝6時半ごろ食べてきたからお腹が空いてておいしい」
「もうこれ以上はないですよ!腹が減っているときはいっぱい(食べる)」