「グローバルスタンダード」世界の二重価格の設定は?

世界の二重価格はどうなっているのでしょうか。▼「自国民と外国人」で価格を分けるパターン、▼「地元住民と観光客」で価格を分けるパターンがあるようです。

【自国民と外国人】
インド・タージマハル:
インド人は約90円、外国人は約2100円
エジプト・ピラミッド:
エジプト人・アラブ諸国の人は約200円、外国人は約1800円

【地元住民と観光客】
ハワイ・ダイヤモンドヘッド:
地元住民は無料、観光客は約800円
ニューヨーク・メトロポリタン美術館:
地元住民などは無料(任意の金額)、観光客は約4700円

井上貴博キャスター:
姫路城の“約4倍”という案が妥当なのかという議論はありますが、個人的には値上げに賛成です。「外国人料金を値上げ」と打ち出すより、「全体を値上げするが、地元住民は割引があります」など、別の打ち出し方もあるのかなと思います。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
二重料金に対しては賛成です。

外国人観光客は高いモチベーションで来ているはずなので、少々料金が高くても払うのではないかなと思います。

姫路城を綺麗な状態に保つ上で必要であれば、積極的に値上げしても良いのではないでしょうか。

ホラン千秋キャスター:
城や公園などの持ち主は国や市区町村、都道府県という場合が多いと思います。

維持費に税金を使っていれば、県民や国民は間接的に入場料に相当する税金を納めて、維持に貢献しているとも考えられますから、入城料が安くても、「税金を払っている」という納得感はあると思います。