新潟市西蒲区で17日に行われた将棋の『棋聖戦第2局』で、藤井聡太八冠が山崎隆之八段に勝利し、永久に『棋聖』を名乗ることができる『永世棋聖』に王手をかけました。

藤井聡太八冠が山崎隆之八段の挑戦を受ける『棋聖戦』。
17日午前9時に藤井八冠の先手で始まった対局は、午後6時半過ぎ、藤井八冠が111手で山崎八段を破りました。

藤井聡太八冠
「かなり早い段階で予想していない展開になって。一手一手難しかったです」

棋聖戦五番勝負は、これで藤井八冠の2連勝に。藤井八冠は次局で勝てば、棋聖戦5連覇となり永久に『棋聖』を名乗ることができる『永世棋聖』の資格を獲得します。決まれば自身で初めて、そして21歳という史上最年少での「永世称号」獲得になります。

藤井聡太八冠
「シリーズ中はあまり意識せずにと思っていますし、第3局は後手番になるので、よりしっかり準備しなくてはいけない」

第3局は7月1日、名古屋市で行われます。