万引きを繰り返し、幾度も実刑を受けた無職の女(85)が、また窃盗容疑で逮捕され、常習累犯窃盗の罪に問われています。
裁判で弁護側は、万引きを繰り返すのは「窃盗症」による影響で、自分ではコントロールできないと主張しました。「窃盗症(=クレプトマニア)」とは、どういうものなのでしょうか?
常習累犯窃盗の罪に問われているのは、鳥取県内に住む無職の女(85)です。
起訴状などによりますと、女は3月11日午前11時前、鳥取県内のスーパーマーケットで、おにぎり2個や総菜など6点(販売合計価格1758円)を窃盗した疑いがもたれています。
このスーパーでは、以前から万引きの被害が確認されていて、店内で警戒中の警察官が、女が商品の代金を支払わずに退店する様子を目撃し、その場で女を現行犯逮捕しました。