温泉は今年で40周年!廃れた温泉郷に降って湧いた救世主の泉質はいかに

「たらポッキ温泉」がある辺りは、かつては「鶴ヶ坂温泉郷」と呼ばれ、温泉宿が数軒あったそうですが、1980年代には廃れてしまい、そんなときに突如として降って湧いたのが「たらポッキ温泉」だったのです。工業用水の掘削で温泉が湧き出て開業したのは1984年のこと。以来、青森の皆さんに愛され続けて今年2024年の10月31日に、めでたく40周年を迎えることになります。

さて、「たらポッキ」は味わえなかったけど、温泉はしっかり味わいます!
浴場は、とても広々としていて、40年という歴史を感じさせる味わいがあります。

タマ伸也さん
「あ~気持ちいい。あずましい(=津軽弁で「気持ちいい」)。お湯がトロトロだわ!」


【泉 質】ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(低張性アルカリ性高温泉)
【適応症】神経痛・筋肉痛・関節痛など
こちらは、一切循環しておらず“源泉かけ流し”の贅沢な温泉なんだそうです。


今度は、隣にあるもう1つの浴槽へ。
大人が2人入ってちょうどくらいの大きさで、ここだけ少し熱め。2人は、肩を並べて入ってなんだか照れくさそうでした。

「たらポッキ」という不思議な名前の謎に迫った今回のドライ風呂。その答えは、温泉を掘り当てるきっかけとなった商品の名前ですが、その商品は今はもう製造されていないということがわかりました。でも、温泉はこれからも末永く愛され続けますように。次は、あなたの街の温泉や銭湯に行くかもしれません。

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「あおもりドライ風呂」2023年4月19日放送回より
※掲載しているのは放送当時の情報であり、変更となっている場合もあります
~施設情報~
「たらポッキ温泉」
【住所】青森市鶴ヶ坂字田川88-1
【アクセス】東北自動車道「青森IC」より車で15分 「JR鶴ヶ坂駅」より徒歩5分
【営業時間】9:00~21:00
【定休日】1月1日
【入浴料】
■12歳以上 450円
■6~11歳 150円
■5歳以下 60円