見えてきた温泉の外観…えっ!?書かれていたのは“食品会社”の名前だった
青森市鶴ヶ坂(つるがさか)付近の県道247号を車で走行していると、「たらポッキ温泉」の看板が見えてきました。本当に「たらポッキ」と書いてあります。到着して建物に近付くと、壁には「三幸食品株式会社」という食品会社の名前が。


これは詳しくお話を聞いてみましょう。
タマ伸也さん
「たらポッキ温泉の“たらポッキ”ってどういう意味なんですか?」
温泉の人
「たらとチーズで作った“おつまみ”のことです」

「たらポッキ」とは、たらとチーズで作ったおつまみのこと。こちらの温泉の近くに製造工場があったようです。でも、なぜ温泉があるのでしょう?

温泉の人
「(たらポッキ製造に)必要な工業用の井戸水を掘っていたときにお湯(温泉)が湧いてきたんです。」
タマ伸也さん
「その“たらポッキ”は、今ありますか?」
温泉の人
「もうないんですよ…作っていないので」
もう「たらポッキ」はない!?そう聞いて、思わず大きなため息が漏れ、ショックを受けるタマさん。実は、もともと「たらポッキ」のファンだったのだそうです。

タマ伸也さん
「ないんだ…このショックたるや…青森県民のソウルフードなんですよ!ないんだぁ…。どこの家に行ってもあるの、“たらポッキ”」
残念ながら今は「たらポッキ」はつくっていないのだそう。惜しまれつつも2019年の3月で製造を終了。現在も「また食べたい!」「食べてみたかった」というファンは多いんだそうです。