“過剰繁殖”で殺処分される猫を救うためクリニックを開業

 幼い頃から動物に囲まれて育った野村さん。北海道の大学を卒業し獣医に。2013年から働いた兵庫県尼崎市の動物愛護センターでは、野良猫を保護して希望者に譲渡する活動などに奔走しました。そこで直面したのは、「過剰繁殖」の問題でした。

 (野村芽衣さん)「保護と治療と譲渡をずっと繰り返す。果てしなかった」

neko(10).jpg

 環境省によりますと、猫は一度に平均5匹の出産を、年に2~4回行います。計算上、1匹のメス猫が1年後には20匹、2年後には80匹にも増えるのだといいます。

neko(11).jpg

 野良猫は保護されても、譲渡を希望する人がいなければ殺処分されます。野村さんは「不幸な猫を減らしたい」という願いから不妊去勢手術を普及させようとスペイクリニックを開業したのです。

neko(12).jpg

 (野村芽衣さん)「飼い猫も野良猫も保護猫も全て手術しないと、この問題は根本的に解決しないんだよと。不妊手術をするのが当たり前だと思う認識に切り替えてもらったら」