長時間労働で不安

長崎大学教育学部の卒業生のうち、教職の道に進むのはおよそ8割。5人に1人は《他の進路》を選んでいます。教育実習で現場を見て一般企業への就職に考えを変える人もいます。

学生:
「長時間労働で大変だから、一般企業を考え始めている友達が結構いる。教員の働き方とかに不安を感じてる人がたくさんいるので、現状や改善に向けた動きなどを少しでも知る機会があったら」

山下室長:
「色々私たちがやっていても、それが学生になかなか届いていないということが分かりました。しっかり情報発信や魅力も発信して伝えていきたいなと思いました。どんどん若い方の意見を聞いていきたいと思っています」
「働きがい推進室」では、教職員離れを食い止めるため、若い教職員から直接意見を聞く機会も設けるなど、教育現場を維持していくための模索を続けています。