司会者「そろそろ終わらせてください…」会長「全てさせてください」とスピーチを続行

(司会者)「田中会長、そろそろちょっとスピーチの方を終わりにしていただいてください」
(田中会長)「全てさせてください。全ての友好団体は、当法人の宗教活動と異なる明確なミッション、ビジョンを掲げて活動しており、それぞれの友好団体がその目的を共に志す国内外の指導者の皆様とともに、世界規模の平和構築に向けて独立した活動を展開しております。そのような理念に多くの社会の指導者の皆様も賛同されてきました。各友好団体のその活動の歴史と今日の実績を見れば、その目的が1宗教団体の会員や資金獲得などのためではないことが、良識ある皆様には自ずと判断がつくことかと思います」
「ボランティアは会員獲得、公共機関への寄付は”怪しい寄付”とレッテルを張られる」
「家庭連合の会員が奉仕精神に基づいてボランティア活動したら、それも会員獲得のためであると決め付け、公共機関に寄付をしたら、それも怪しい寄付であるとレッテルを貼るなど、メディア報道がエスカレートしており、まさにヘイトスピーチ、人権侵害と言わざるを得ません。家庭連合の会員も、日本の国民として、一般社会で働き、税金を払い、法を遵守して、社会の一員として、1人の人間として社会的責任を果たして生きています。心無いメディアのフェイクニュース、暴言が、宗教的差別を助長するヘイトスピーチとして、個人の人権を傷つけ、強いては信教の自由を侵害していることを強く訴えたいと思います」
祝福結婚の離婚率は『2%以下』多くのカップルは円満
「批判は若い青年男女の結婚にまでおよびます。好きでもない人と無理やり結婚させられると宗教理性問題とのくくりで、批判が拡大されています。それも実態とは大きく異なります。文鮮明総裁が逝去されて以降、成年男女の結婚は、父母や先輩の紹介で出会いの場が準備され、一定の付き合いの時間を経て、互いの同意のもとに祝福結婚式に臨んでいます。祝福結婚が男女の意に反して強制されることは絶対にありません。かつては尊敬する文鮮明総裁ご夫妻に、永遠のパートナーの紹介を受けておりましたが、このときも、祝福結婚への参加者は自ら望んでパートナーの紹介を受けることを希望していました。そして現在は、その祝福結婚のパートナーとの出会いも大きく変わっています。ぜひ、当法人のホームページをご覧ください。メディアでは、元教会員ばかりの話が紹介されますが、元教会員の否定的な言葉だけを取り上げ、信仰生活を通して自らの研鑽に努める現役信者の肯定的な言葉には一切耳を貸さないのはなぜなのでしょうか?そもそも家庭連合の祝福結婚式に参加して結婚手続きをされたカップルの離婚率は、残念ながら皆無ではありませんが、2%以下であり、多くのカップルは、幸福、円満に過ごしております。今日の日本の離婚率35%に比較したら圧倒的に少ないことがわかります」
「当法人の信者は、かつて拉致・監禁・脱会強要という違法な人権侵害の被害に遭ってきました。信仰生活をしている信者を無理やり拉致し監禁したのです。その数は、1966年以降、総計4300件を超えており、中には、12年5か月監禁され続けて逃げ出してきたケースもあれば、監禁場所での自殺者も出ています。また、多くの被害者は今日もPTSDを発症し、日常生活に苦悩を抱えております。この問題は既に2014年に国連の自由権規約人権委員会で取り上げられ、日本政府に対する勧告がなされております。また、アメリカの国務省が信教の自由に関する社会各国の状況をまとめた国際宗教自由報告書にも、この問題が何度も取り上げられております。来る、8月12日に韓国・ソウルにおきまして、世界指導者および宗教指導者が集い、「サミット2022リーダーシップカンファレンス」が開催されます。宗教の自由と普遍的な人権に焦点を当てて、当法人がこうむった拉致監禁被害についても議題となる予定です。今日の異常な宗教迫害とも言える偏向報道がきっかけとなって、感情が誘発され、当法人の信者に対して身体的危害が加えられたり、暴力行為による新たな被害が発生することを真剣に危惧するものです」
(司会者)
「よろしいですか?田中さん、そろそろ」
(田中富広会長)
「一部メディアは『家庭連合はオウム真理教と同じ、暴力団と同じ』と、犯罪集団のように報道して、視聴者の不安や恐怖、偏見を煽っています。しかし、言うまでもなく、当法人が殺人や暴力を実行し助長したという事実、事件は皆無であります。既に何度かメディアの皆様にお願いしたことですが、報道に際しては、公正、客観的な取り扱いの上、事実に反する内容、憶測に基づいた内容を報道することのないように、重ねて要請いたします。以上です。ありがとうございました」














