安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件をめぐり、宗教団体の「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が8月10日、会見を開きました。会見の中で田中富広会長は政治との関わりなどについて言及しました。

(「世界平和統一家庭連合」田中富広会長)
「皆さんこんにちは。私は宗教法人『世界平和統一家庭連合』会長の田中富広でございます。本日は外国特派員協会にお招きいただきまして、心から感謝申し上げます。ただいまから本日の会見文を読み上げさせていただきます。2022年7月8日、安倍晋三元首相が凶弾に倒られました。日本国内ではもちろんのこと、世界中でご生前の業績が称えられ、世界の指導者、各国首脳からも惜しまれながら、たくさんの追悼の言葉が寄せられました。心から、元首相のご冥福をお祈りいたします」
「犯人とされる容疑者が、当法人家庭連合への恨みを動機として、行動に出たという報道に触れ、私どもも、とても心を重く受け止めております。社会の皆様にも、様々にお騒がせしていることに深く、お詫び申し上げます。未だ容疑者が犯行に及んだ動機の詳細に関しては、捜査本部からも、正式に発表されておらず、私どもも現在なお、捜査本部からの要請を受けて、全面的に協力させていただいているところであります。安倍元首相の国葬が9月27日と発表されておりますので、当法人も、その日に向けて、喪に服し、全ての教会員が、ご冥福をお祈りするとともに、神様の真の愛による暴力のない平和・世界平和が実現するよう、祈りと精誠を捧げる期間を過ごしております」














