過疎地域で75歳以上のおばあちゃんたちが働ける会社として注目

高齢者の活躍について、実績をあげているユニークな取り組みがあります。
「うきはの宝」は、福岡県の過疎地域から生まれた『75歳以上のおばあちゃんたちが働ける会社』です。


「田舎のばあちゃんが日本を救う!」がコンセプトで、おばあちゃんたちの昔ながらの味をサービス化して販売するなどしています。

うきはの宝 大熊充 社長:
「やっぱり働く 適度にですね 適度に働くっていうことはやっぱり精神衛生上 あと身体にとっても 良いと思ってます。我々は 単純にばあちゃんたちを労働力っていう言い方はしてなくて我々には持ってない知恵・知財ですね 持ってらっしゃるので
そこをうまく活用しそこをビジネスにしていってる形ですね」


働いている女性たち:
「干し芋を作ってまーす」
「楽しく働いております」
「皆さんといろいろお話もできるし 生きがいを感じてます」

高齢者がイキイキと働き、収入も得るという社会が見えてきます。

大熊充 社長:
「環境と仕組みを整えていけば 十二分に活躍していける。もう確信しか持ってないです」
【住】シニア人材が生きがいを感じながら働ける世の中というのは、これから日本社会が目指すモデルのような気もしますね。
【平】うきはの宝の取り組みは全国的にも注目されています。高齢者がお持ちの知見や経験は代えがたいものですし、高齢者が元気になることで医療費の増大も抑えられるかもしれません。
【住】最初の指摘の中に「後継者不足による休廃業の増加」というのがありましたが、その点は如何でしょうか。