中小企業の約6割の経営者が70歳以上 後継者不足が深刻に

【平】日本の企業の約99%は中小企業で、雇用の7割を占めています。
2025年には、中小企業経営者の6割以上が《70歳以上》になると見込まれています。中小企業庁によると2023年時点での後継者不在率は54.5%です。
経営者の高齢化と後継者不足によって、事業継承が難しくなり廃業せざるを得ない企業が増えることが考えられます。
日本の経済を支えている中小企業が後継者難で廃業せざるを得ないというのは経済的に大問題です。

【住】対応策はあるのでしょうか。
【平】事業承継については、さまざまな公的支援が整備されています。また、後継者については、各都道府県に設置されている事業承継・引継ぎ支援センターを活用することも一つの方法です。長崎県では、長崎商工会議所に設置されています。