梅雨の時期を迎えて、湿度や気温が上がるこれからの時期に気をつけたいのが食中毒です。
そこで、食中毒を防ぐために気を付けるポイントや対策グッズを取材しました。
大人・職員がとにかく消毒・滅菌を徹底

宮崎市の保育園、園児たちが楽しみにしているお昼ご飯の時間です。
保育士は、配膳するときに手袋をつけるだけではなく、手指やテーブル、それに椅子や床の消毒を徹底しています。
また、使ったおもちゃや歯ブラシは、専用の滅菌庫に入れるなど、食中毒には、細心の注意を払っています。


(コスモナーサリー 堂領哲彦園長)
「『(細菌を)つけない、増やさない、やっつける』、3つあると思うが、子どもたちは色々なところを触るし、それを制限すると楽しくないですし、『つける』ことは、子どもたちの部分については目をつぶったうえで、大人・職員がとにかく消毒・滅菌を徹底していく」


園では、ふだん園内で調理した給食を園児たちに提供していますが、月に1回、「弁当の日」を設けています。
しかし…
(コスモナーサリー 堂領哲彦園長)
「お弁当の日は、基本的に夏季の6月から10月の期間中は、中止にしています。ただ、ピクニック給食という形で園で作った給食を、遠足先に出来たてを持って行って食べるということはしています。ただ、それに関しても、24度以下っていう園のルールを作った上で、実施しています」
保護者も家庭でさまざまな対策を取っているようです。
(保護者)
「(前回の弁当の日は)加熱をよくした。あとは生ものをいれなかった、果物とかはいれなくて、全部熱をよく通したものにした」
「トマトのヘタを、ヘタに菌がいると聞いたことがあるので、そのヘタを取って入れたりとか」
「基本的なことを守って、帰ったときも必ず手洗いうがいと自分たちができるようなことをしている」
