盆栽の一大生産地では若者もPR活動

 一方、盆栽の一大生産地である香川県高松市では、若者の間でこんな活動が行われています。香川大学の「Bonsai☆GirlsProject」です。
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 高松市の名産である盆栽の魅力を伝えるために2012年に結成。1年生から4年生の計30人が所属しています。彼女たちが扱うのは高価な盆栽ではなく、初心者でも楽しめる「苔玉」という小さな盆栽です。この日は、新しく入った1年生向けに、地元の盆栽園の方から指導を受けながら、苔玉作りをしました。
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 (1年生)「かわいいですね。愛着がわき始めている感じがします」
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 作った後は撮影して、SNSで盆栽の魅力を発信です。
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 (2年生)「インスタとかだと、ふと見て、いいねとかしてくれるので。いいねが増えると嬉しいです」

 この他、フリーペーパーも作成して盆栽の魅力を発信していて、目指すのは初心者とプロとをつなぐ懸け橋です。

 (Bonsai☆GirlsProject代表 大井香穂さん)「私たちはやっぱり若い人に見てもらいたいので、些細な事でも、今日こういうことしました、というのもインスタに投稿していて。そういうのも見てくれたらなと思います」
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 彼女たちのインスタは外国人にも人気なようです。
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 (4年生)「ローマ字で『BONSAI』とハッシュタグ付けてみたら、外国の人にもヒットしやすいのかな、影響力あるのかなと思って、意識しながらつけています」