▽実行委員会
「これ、文書ですね。注意事項が書いていて、これ写真付きです。取ったあとの取り扱い」
▽ハーレー関係者
「これみんな貼っておけばいいの?」
ハーレー開始前に、会場内のいたる所に掲示されていたのは、アヒル取り競争での注意点を記載したポスター。
「アヒラートゥエー」と呼ばれるアヒル取り競争はハーレー行事のひとつで、戦前から続けられてきた。港に放たれたアヒルを捕まえるもので、人間とアヒルの知恵比べが見所だ。
しかし去年、東京のNPO法人が、動物愛護法違反にあたるとして行事委員会などを刑事告発。不起訴となったが、批判の声を考慮した行事委員会が5月末、会合をひらいて協議した結果…
▽糸満ハーレー実行委員会 東恩納博 委員長
「アヒル取り競争については、今年も実施するということで、全会一致で可決しております」
全会一致で、今年も例年通り実施することを決定。伝統行事を動物虐待と受けとめられないようにするため、今回、実施あたっての取り決めを設けた。
糸満警察署と動物愛護センターに事前に文書で通知し、終了後も虐待の有無について報告し、参加者に対しては、「アヒルの扱い方について注意喚起を強化」するというものだった。また、例年実施している同意書への記入も徹底するようにした。
▽会場アナウンス
「アヒルは命あるもので、捕獲に際しては、胴体を捕獲し、首や羽をつかまないようにご協力よろしくお願いします」
そして、アヒル取り競争がいよいよスタート。今回はアヒル30羽とスイカ50個が用意された。
▽会場アナウンス
「さぁ、いよいよアヒラーが放たれました」
「人間とアヒルの知恵比べ。それにしてもアヒルの姿が見えないですね…」
行事委員会によると、虐待にあたる行動の報告はなかったという。
▽アヒルをつかまえた参加者
「うれしいです」「気を付けてとろうと思いました。傷つけないように」
▽地元の女性
「この世の中いろんな意見の方もいると思いますけど、やはりこの行事を守る方々も頑張って、きょう皆さんで楽しめてよかったのかと思いますけど」
▽高校生
「触ってみ?心臓の音がする」

▽地元の男性
「虐待してはいけないし、皆さんの意見も取り入れながら配慮しながら、虐待のないように、この伝統行事を理解してくださいねって」
▽糸満ハーレー実行委員会 東恩納博 委員長
「慎重にアヒルを傷つけることなく大切に扱うようにという指導を行った結果、無事アヒル取り競争も終えて、ほっとしております」「旧暦文化を大事にする伝統ある行事ですので後世まで大事にバトンタッチしていきたいなと思っております」
(取材:比嘉チハル)
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