温暖化や気候変動に負けないコメの生産を目指したい―
新潟大学の教授が技術開発に必要な研究費をクラウドファンディングで募る取り組みを始めました。思いは「日本のお米を守りたい」です。

新潟大学農学部 山崎将紀教授
「昨年、災害級の異常気象が特に新潟県で起きてしまって、コメの生産量または品質が落ちたということで、この対策または基礎となる研究をやっていきたい」

こう熱く語るのは、新潟大学で稲の研究をしている山崎将紀教授です。

新潟県内は去年、夏の高温と水不足に襲われ、県産コシヒカリの1等米比率は4.7%と過去最低となりました。

こうした背景から山崎教授は暑さに強い新品種の開発を進めています。

新潟大学農学部 山崎将紀教授
「高温に強い新品種となるRILX(リルエックス)というものを発見しています」