MRTテレビ「Check!」で日常生活での疑問や不安などを調べていく「Check!調査班」。今回は名字に注目します。
全国と宮崎それぞれの名字ランキングの上位5つなのですが、全国1位の「佐藤」は宮崎県内では5位、宮崎県内の1位は、「くろぎ」や「くろき」で、全国での順位は331位となっています。

県内で最も多い名字の黒木さん、その由来を調査班が探りました。
住民の5人に1人が「黒木さん」の町
県内で最も多い名字、「黒木」
(税田奈緒子記者)
「あった、あった」「お、黒木ありました。お肉屋さんですね」「黒木理容と書いてあります」



中でも、都農町は、住民の5人に1人がくろきさんや、くろぎさん。県内でも、特に黒木の割合が多いという。

(記者)
「先生のお名前を伺ってもよろしいですか?」
(歯科医院の黒木康夫さん)
「くろき、黒木康夫といいます。患者の3分の1は黒木。黒木さんと呼んだら何人も入ってくる。患者さんがそれくらい黒木が多い」

(理容室の黒木美典さん<3代目>)
「うちは『くろぎ』と言います。『くろき』じゃなくて、『くろぎ』」

都農町役場でも・・・
(都農町役場の黒木さん5人)「黒木です、黒木です・・・」

(住宅地図を見ながら、都農町役場の黒木さん)
「黒木、黒木…黒木ばっかり・・・」
「黒木以外に会うとちょっと感動する。黒木じゃないみたいな」


(記者)「何でこんなに多いんでしょう?」
(都農町役場の黒木さんたち)「何でですかね???」
全国の名字を調査している名字由来netによると、県内の黒木さんは2万7700人。
全国の黒木さん6万4000人の4割以上を占めるという。
