高齢者の割合は増えていない
統計の取り方や地域によって事情が違うなどの意見はあるかと思いますが、今回は警視庁のデータを見ていきます。 ※画像は警視庁ホームページより
まず、高齢運転者(ここでは65歳以上)の事故数。これは高齢者が第一当事者(事故を起こした際に運転もしくは歩行などをしていて過失が重い方)だった事故の数です。

2014年から去年までの推移をみると、年間で約4000~6000件。高齢ドライバーの事故件数自体が、大きく増えているということはないようです。
割合はどうでしょうか。こちらも2014年の16.2%から、去年は15.4%と、事故全体に占める高齢ドライバーの割合も、特に増えているわけではありません。