出された12行のコメント

結局、30分以上が過ぎて座長のコメントが議会事務局の職員から手渡されたが、そこにあったのは「今後、海外視察の日程や主な活動予定、活動の結果を議会ホームページで公表することに異論は出なかった」というものだけで、他の議論については一切記載されていなかった。

事務局「座長から話さないように言われている」

記者たちからは「他にどういったテーマについて話し合ったのか」「具体的にどういう意見が出たのか」質問が相次いだが、職員は「座長から詳細は話さないように言われている」と繰り返し説明するばかり。結局、詳細については最後まで聞くことはできなかった。

次回以降も非公開

次回以降もプロジェクトチームの会議は非公開で行う方針だという。

6月中に改革案をまとめるということだが、「どういった議論を経て、その結論に至ったのか」県民が納得する改革案にするためにも議論のプロセスから公開すべきである。

RKB毎日放送 記者 野島裕輝