中国で全国統一の大学入試「高考」がきょうから始まりました。1300万人以上による熾烈な戦いが繰り広げられますが、若者の失業率の高さが受験生にさらなるプレッシャーを与えています。
記者
「保護者、後輩たちに見守られながら、続々と受験生たちが会場へと入っていきます」
厳しい学歴社会で知られる中国の全国統一の大学入試、「高考」。人生を決めるとも言われています。
受験生
「少し緊張しています」
受験生
「(Q.あなたにとって高考とは?)とても重要な試験ですよ。大学のどこで学ぶか決まりますし、将来の仕事や就職がうまくいくかどうかもある程度決まります」
そのため、各学校では。
「高考頑張れ!先輩頑張れ!」
毎年、後輩らが盛大に激励するほか、街をあげて送り出します。
河南省の学校では保護者たちが縁起の良い数字、6にちなんで666個のちまきを作り、生徒に配りました。
また、こちらの学校では校長先生がチャイナドレスを着て…
校長
「みんなのために、今日は思い切る!高考頑張れ、高考必勝」
チャイナドレスは中国で勝負の際に幸運をもたらすとされていて、先生たちも教室でチャイナドレス姿を披露し生徒たちを激励しています。
保護者
「(チャイナドレスは)幸先の良いスタートを切ることを意味しているので、着た方がいいと思いました」
いま、受験生にとってさらなるプレッシャーとなっているのが、中国経済の先行きの不透明さを背景とした若者の失業率の高止まりです。4月は14.7%でした。
受験生
「就職へのプレッシャーが非常に大きいです。受験生も増えていますし」
保護者
「就職の状況は厳しいようです。親は後ろからサポートしてあげることしかできませんね」
今年の受験生は前の年から51万人増えたおよそ1342万人と、史上最多となる見込みで、大学に入ったその後も就職に向けた熾烈な競争が続きそうです。
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