そんな中、子どもたちにはランドセル以外の新たな選択肢も。

富山県立山町の保育園で行われていたのは、通学用リュックサックの試着会。町では、保護者の負担を軽くしようと、昨年度から小学校の新入生すべてにリュックサックを無償配布しています。
参加した母親:
「おにいちゃんもリュックサックで行っててすごい軽くて丈夫だし、それを知っているので(下の子も)リュックにするっていう気持ちは最初からずっと持ってて、あとは色を選ぶって」
立山町では、無償配布のリュックサックでも購入したランドセルでもどちらで通学してもOKです。

このリュックサックを開発したのは、立山町に直営店をかまえる大手アウトドア用品メーカー「モンベル」です。「わんパック」と名付けられ、大容量で軽いのが特徴で、14リットルサイズで930グラムです。

モンベル・住吉伸之さん:
「ことしから3サイズに増えまして、色も1色増えております。フレキシブルに肩の部分が動いたり、小物をひっかけておけるリングですとか、アウトドア用品のバッグ類の機能がいろいろ搭載されています」