一方、カラーやデザイン以外に重視されるのが「軽さ」と「背負いやすさ」。

こちらは、ランドセル本体の軽量化を図ったうえで、通常の2倍の“クッション”を入れるなど「軽く感じる」工夫が施されています。

ハシモトBaggage・橋本明彩代さん:
「ランドセル背負うと左右に歩くたびに重心がぶれるので、動くことを前提に、お子様が動いたり走った時にもちゃんと圧力を分散して軽く感じる」

コロナ禍を経て小中学生の荷物は、どんどん重たくなっています。富山県朝日町の教育員会が2023年に調査したところ、タブレットや水筒、副読本など小学生の荷物の重さは平均5キロ。子どもの負担軽減のために自治体も頭を悩ませています。