東京都内にある全国有数の進学校・開成高校の生徒が、修学旅行で岡山県津山市を訪れました。その目的は…「観光」ではなく「地域をPRするコンテンツ制作」です。ユニークな修学旅行を取材しました。

修学旅行「岡山無人島コース」って何?!

開成高校の修学旅行です。全部で4つのコースがあり、2年生およそ400人のうち50人程度が、岡山県を巡るコースを選択しました。その名はなんと…。

【画像①】
【画像②】

(開成高校 戴恒林さん)
「岡山無人島コースです」

前日まで、倉敷市の無人島「釜島」で1泊2日のサバイバルキャンプを体験していたというのです(【画像③④】)。

【画像③】

(開成高校 安川東吾さん)
「自分たちで火を起こして、食料を確保してテントを建てて、最後は五右衛門ぶろを自分たちで作って、そこまでにかいた汗を流しました」

(高橋航志郎さん)
「当たり前のように火とか使っているけれど、『一からやろうとすると難しいんだな』と身に染みて実感したし、普段すごくぜいたくな暮らしをしているなと実感しました」

【画像④】

無人島を脱出!今度は「岡山の小京都」津山へ

無人島を無事脱出し、津山市にやってきた生徒たち。この日は3人程度のグループに分かれ市内観光…ではなく、地域をPRするコンテンツを制作するというのです。

(修学旅行を企画した田尻嗣門さん)
「このコースのコンセプトが非日常の体験ということで…」

生徒自ら行先や内容を決めたという、ユニークな修学旅行です。こちらの3人(【画像⑤】)は鶴山公園をPRするCMを作るといいます。

【画像⑤】