南海トラフ地震を想定した地震対応訓練が岡山県倉敷市で実施され、市内の小学校では児童が避難の手順を確認しました。

地震が発生した際に自分を守る行動を身につけてもらおうと、倉敷市内の1169の事業者や学校などから11万人あまりが参加し実施されました。このうち、葦高小学校では約530人の児童が教室から体育館へ避難し、津波のおそれがある想定で校舎の3階へ移動する手順を確認しました。

(訓練に参加した児童)
「冷静にはいかなかったけど、きちんと2列に並べたのがいいと思いました」
「並びがちょっとスムーズにはいかなかったと思うので、次の避難訓練ではそこを意識していきたい」

また、地域住民も学校を訪れ、避難場所や備蓄倉庫などの確認も行われました。