外食から自炊へ切り替える人も ランチ代の予算は?
高柳キャスター:
値上げは続いていますが、お昼ご飯を抜くわけにはいきません。お昼ご飯にどのくらいの予算を充てているのか、街の人に聞いてみました。
20代女性(職場にお弁当を持参)
「一時期コンビニで買っていたんですけど、出費大きいなと思って、それからは頑張って作るようにしています。1日平均1000円弱って考えたらけっこう(1か月あたり)3万円とか(節約できている)」
20代学生(コンビニで約800円)
「飲み物、ごはん、プラスひとつ、トータル800円くらいになっちゃう。(Q.何を重視しているか)私は価格ですね、あとはその時食べたいもの」
20代学生(水のみ)
「私は800円もかけない、200円くらい。2リットルの水でおなかいっぱいになります。(Q.何を重視しているか)私は確実に栄養面です。添加物や防腐剤が入っているものはあまり食べたくないので。同じ200円でもコンビニでおにぎりを買わずに焼き芋とかを買ったり」
女性(予算は1000円以内)
「食堂を使ったり、お弁当を持って行ったり。コンビニで買うよりは食堂のほうが、健康面を意識すると良い感じ」

3月に行われた「働く人のランチ実態調査」(リクルート「ホットペッパーグルメ外食総研」)によると、自炊をしている人は、▼自宅での食事は31.1%、弁当が19.2%、外食などをしている人は、▼コンビニなどで購入が20.4%、▼外食店を利用が7.8%となっています。
平均予算は自炊や弁当という人は392円、外食店を利用する人は1243円となっていて、外食を続けると節約は難しい状況といえそうです。
ホランキャスター:
手間暇はかかりますが、外食店で食べるプレートを自炊で再現したら安くできると思うと、「大変でも作ろうかな」という気持ちになります。
萩谷弁護士:
平日の3日ほど、592円のお弁当を買うことがあるんですが、「600円でお釣りが来るってすごい」と思うお弁当で、企業努力されているんだろうと感じます。
井上キャスター:
企業努力は本当にありがたいですが、それだけ身を削っていて、従業員もいて…安いのはありがたいですが、そちらも気がかりになってしまいます。
ホランキャスター:
いつまで極端な円安が続くかによって、もっと苦しくなる可能性もあるわけです。
井上キャスター:
年末にかけて実質賃金がどのくらい上がるかということも重要かもしれません。
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<プロフィール>
萩谷麻衣子 さん
弁護士
結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当