矢野さんが考える「打順を大幅に変えた岡田監督の意図」とは?

 ―――5月31日のロッテ戦のスタメンは、ほぼほぼ固定されたメンバーでしたが、6月1日のロッテ戦は打順がガラッと変わりました。1番の近本光司選手が4番、そして植田海選手が2番に入り、大山悠輔選手は4番から7番になるなど大幅に打順変更。このあたりの意図というはどういうことが考えられますか?

 「去年がみなさんの中で当たり前になっていて、去年が順調すぎたっていうのはあると思うんです。去年は固定されていたんです。今年はこの打順変更以外にも結構変更しているんですね。良いときはもちろん動かないんです。何かきっかけがほしいんですよね」

 ―――打順は『良いときは動かない、悪いから動くのが前提』と矢野さんは指摘しますが、選手たちはどう思っているのでしょうか?

 「選手はもちろん固定してくれた方がルーティンとかいろんなことがやりやすいので、あんまり変えられると…っていうのはあります。ただ、僕も監督経験があるのでわかるんですけど、やはりどうしても負けているときっかけがほしいので、動かしたくなるっていうのは、これだけ経験のある岡田さんでもやっぱりそうされるんだなっていうのは僕もすごく感じました」

 ―――2軍にいる佐藤輝明選手の1軍復帰を望むファンの声もありますが?

 「もう少し我慢しましょう。佐藤の場合は守備もあるので。すぐ上げると、というのが岡田監督の中にまだあるのかなと」

 ―――矢野さんとしては、交流戦の明けごろに元の打順に落ち着くぐらいでいいのでは、ということのようですね?

 「そうですね、まだもう少しこういうことが続いていくのかなと。願望ですけど、交流戦明ける頃には『また戻ったな』って、『やっぱりこれが阪神の打線だよね』と戻ってくるのを期待したいなと思ってます」