初ホームランを打った前川選手に注目「スタメンで使ってほしい」
―――続いて注目の選手は前川選手です。5月31日のロッテ戦でプロ初ホームラン。69試合目、196打席目での一発でした。
「いつ出てもおかしくないと思っていたんですけど、本当にいい場面で打ちました。追い込まれてからでしたけど、前川らしい、ちょっと弾道の低い強い打球のホームランでしたね」
―――ちなみに矢野さんは、プロ7打席目・初ヒットが初ホームランでした。
「でも僕は大卒の22歳で、この年に打ったヒットは3本だけなんですよ。だから前川のほうが上ですよ。前の試合で三振したんですけど、それでも星野監督が代打で使ってくれて、僕は初球を『いちにのさん』で振ろうと決めていたんですよ。それで、本当に『いちにのさん』で振ったら、ホームランになったんです」
―――今の阪神に必要なのは、『目の前の勝利』『育てながら勝つ』この2つだと?
「岡田監督も考えられてると思うんです。もちろん勝つことはもう絶対大事。でも僕は育てながら勝つというところも今はやっぱり必要かなと。みんなが調子よければ、いろんなメンバーで戦うという考え方もあるんですけど、今は前川がいいんじゃないかな。育てるというところでもいいんじゃないかなと」
―――目の前の試合に勝たなくてはいけない、さらに将来を考えて育てるというのは難しいですよね?
「打順の中で絶対使うべき選手はいると思ういますが、打順の中で1つ、こういう枠はあってもいいんじゃないかな。全部の打順ではできないですけど」
―――将来を期待してここは、ということですね。そういう意味でも前川選手を『スタメンで起用する価値がある』のではないかと?
「そうです。左投手のときはスタメンを外れたりするんですけど、そうじゃなくて左のときでも今の前川なら、育てながら勝つとか、前川をスタメンで僕は使ってほしいなって思うんです」
―――岡田監督は比較的その右・左は気にして采配されていますか?
「左の時は前川に代打を送ったり、違う選手に変えたりということが結構多いので。若いので、左でどれぐらい打てるかまだわからない。未知数なんで僕は使ってほしいなと」














