党三役のあとの処遇は・・・岸田総理の「悔しい思い」

私は大いにあると思います。これまでの自民党の伝統的な人事手法に、『党三役をやった人は、外れた後は閣僚で処遇する』っていうのがあるんですが、菅内閣が成立したときに岸田さんは2期も政調会長をやったにもかかわらず、外されたんですね。無役になった。その悔しい思いが去年の総裁選のリベンジに繋がってるんです。そういう意味では岸田さんは自分はそういうことはやらないんだと、高市さんは閣僚で処遇するという方向に私は傾いてるんじゃないかというふうに思います。
―――後藤さんが、組閣で一番注目しているポイントは?
やはり安倍派の処遇だと思うんですね、安倍さんの流動化を防ぐと。そのためには政府は松野官房長官、党側は萩生田政調会長、この2本柱をおさえた上で、挙党態勢ということで、ここには名前出てませんが、森山裕選対委員長を起用する。つまり、挙党態勢、安倍派流動化防止、そして統一教会排除という性格になるんじゃないかと思います。
(8月9日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)














