名古屋市は報告書提出を求める
地下の掘削工事中に、歩道の下の土砂がビルの敷地内に流れ込み、陥没が起きたとみられています。
けが人はいませんでしたがこのとき、竹中工務店は。
(竹中工務店 名古屋支店 杉坂正次長)
「今回どの部分から水が浸入したのかは現在調べている。私どもとしましては、心よりお詫びを申し上げます」
現場の体制を見直し、再発防止に努めるとしていました。
(竹中工務店 名古屋支店 杉坂正次長)
「歩道の陥没事故が発生したが、それに続く2回目の災害。再発防止に向けてエリア内の確認を行っていたが、私どもの確認が不備だったことは否めない。市民の方々にはご迷惑をかけて申し訳ないと思っています」
相次ぐ事故を受け、名古屋市も動きました。
(名古屋市住宅都市局 日下雄介局長)
「二度と事故を起こさないよう、2件の事故に関することに加え、作業全般の安全対策の点検と、対策の徹底を厳重に注意します」
名古屋市は10日午後、竹中工務店に、二度の事故の原因究明や安全対策の徹底、再発防止などを求める「指示書」を交付しました。市は、指示書に書かれた内容を基に、1週間後の8月17日までに報告書を提出するよう求めました。