3車線を飛び越えて歩道へ

現場のビルは、名古屋のメインストリートに面した場所にあります。工事を施工する竹中工務店によりますと、当時、ビルの30階で、柱を仮固定していた鉄板を取り外す作業が行われていました。

その際、切りすぎた鉄板1枚が落下。ビルの周りは防護ネットで囲われていましたが、切断作業で高熱を帯びていた鉄板は、ネットを突き破り、24階部分のひさしに当たった弾みで道路側へ。3車線の車道を飛び越えて歩道に落ちたあと、男性のかかとに当たったのです。


(通行人)
「この通りは怖くて通れない。安全に工事をやってほしい」
「怖いですね。そこ(歩道)に穴が開きましたよね。この間」

この場所では、2週間前の7月26日にも、ビル西側の歩道が陥没したばかりでした。