9月開幕の世界バレーに向けて10日、鹿児島・薩摩川内合宿、最終日を迎えたバレーボール女子日本代表。この日はロンドン五輪銅メダルの荒木絵里香さん(38)と木村沙織さん(35)が練習に参加し、眞鍋ジャパンをバックアップした。

眞鍋ジャパンのテーマである“BREAK THROUGH”の声出しで練習がスタートした薩摩川内合宿最終日。眞鍋政義監督(58)は「(荒木)絵里香にはブロックを、(木村)沙織にはサーブレシーブの仕方とか若い選手は積極的に聞きにいってな」と選手たちにアドバイスを求めるよう促した。

パリ五輪に向けオールジャパン体制で挑んでいる眞鍋ジャパン。ロンドン五輪で28年ぶりにメダルをもたらした選手「アントラージュfromロンドン」を招へいし、日本代表選手をバックアップ。木村さん、荒木さんはボール拾いやボール渡しを積極的に行い、眞鍋ジャパンをサポートした。


眞鍋監督は「来てくれると選手たちが刺激を受けますよね~。コートにいるだけで選手たちは緊張感があり、ムードがいいんじゃないですか。テレビで観てた憧れの選手の指導を受けることによって少しでもプラスになって欲しい」と話した。

自身の経験をふまえて選手にアドバイスした木村さんは「まだ試合前なので今の段階で不安な選手もいるし、チームがまだまとまっていく過程の部分が見られたのでよかった」とリオ五輪以来、初となる代表合宿を振り返った。また荒木さんは「みんなが頑張っているのが伝わってくるし、強くなって欲しいなって思いました。少しでもプラスになるように」と選手たちへの思いを語った。

世界バレーは9月25日にコロンビア、26日にチェコ、28日に中国、30日にブラジル、10月2日にアルゼンチンと戦う