■危険!川がダイブスポットに 子どもが巻き込まれる恐れも…

バーベキュー以外に大芦川が人気の理由は「水遊び」。安全な深さと、綺麗な水質から水のレジャースポットとして大人気なんです。しかし、命に関わる危険な行為が横行しているといいます。問題の現場の橋で早速ハリコミ開始。

橋の上には、既に多くの人たちがいました。1人の女性が手すりを乗り越え、体を橋の外側に向けた次の瞬間、あろうことか、橋から川に飛び込んだのです。水面までの高さは推定6m、深さは浅いところで1m。周りに岩場もあり、非常に危険です。飛び込み禁止の看板もありますが、ここ数年でスリルを楽しむ人たちの“ダイブスポット”と化していたのです。中には、パトカーも巡回の直後に飛び込みをしている人もいました。

ハリコミの結果、橋からの飛び込み数は3時間ほど約20回。取材班がその都度注意を呼びかけていたのですが、お構いなし。直撃すると…。

Nスタ
「危険性は感じない?」

飛び込んだ男性
「危険性はあまり感じないです」

過去には命に関わる事故も起きたことから、鹿沼市は7月13日、飛び込み防止用ネットを設置。 これで、事態は収束に向かうかと思いきや…その10日後、防犯カメラが捉えたのは、ネットが張られていない部分から橋の手すりを乗り越え、少しずつ橋の中央へ移動する男性の姿。止めるべく、取材班は現場に急行しましたが…男性はネットの裏から飛び込んでしまいました。Nスタ
「飛び込み禁止の看板あるじゃないですか」

飛び込んだ男性
「そうっすね。ふざけて…今後は気を付けます」

防犯カメラには、さらなる危険行為が映っていました。

橋の上にいる2人組。1人が橋の下を覗き込んでいると、もう1人が、なんと突き落としたのです。飛び込んだ男性
「夏がそうさせただけです」

これから本格化する夏のレジャー。河原を綺麗に保つなど、周辺住民に迷惑をかけないための行動が求められています。