店側との相互理解が深まれば 県内の飲食業界を盛り上げるチャンスにも

自身も「オートリザーブ」を利用したことがあると話すマーケティングの専門家は、今後、運営会社がサービスを改善させていくことに期待したいとしたうえで、店側との相互理解が深まれば、県内の飲食業界を盛り上げるチャンスになり得ると話す。

(宮崎大学地域資源創成学部 土屋 有 准教授)
「宮崎が、もしも経済だとか、観光・飲食っていうところでより一層活性化しようと思ったら、チャンスだと捉えて、どんどんどんどんポジティブに働きかけてやっていく。あるいは、ここに行政とか絡んで支援していったりすると、もっとハッピーになると思うし、うまくそういうモデル、AIだとか、多くの方が来てくれる技術の革新というのはポジティブに捉えた方が本当はいいだろうなと思います」

便利さの一方、十分な理解が進んでいない予約代行のサービス。店側の声も受け止めたいち早い対応が待たれる。

(スタジオ)
店舗側の意向に係わらず、このようなサービスに組み込まれているというのは、問題に感じます。
店舗側の主張に対しては、真摯に向き合うことは大切だと思います。
運営会社の改善は求められるのですが、マーケティングが専門の宮崎大学、土屋准教授は「『オートリザーブ』は多言語対応しているので、インバウンド獲得につながる可能性もある」としています
店側とのトラブルをなくして、有効活用されることに期待したいものです。

※MRTテレビ「Check!」5月30日(木)放送分 「Check!調査班」から