能登半島地震で支援活動に取り組むボランティアの宿泊拠点となっていた、石川県七尾市の「災害ボランティア・テント村」が29日、その役割を終えました。
七尾市の城山野球場に設けられたテント村は、登山家の野口健さんが代表を務め、環境活動を行うNPO法人や岡山県の総社市など全国7つの自治体が連携し運用してきました。

閉村式では村長の野口さんが謝意を伝えるとともに、毎日炊き出しをしてくれた地元の協力者などに感謝状を送りました。
100張りのテントに最大200人が利用できる施設には、開設から2か月間でおよそ5400人が宿泊し、ボランティアの活動を支えてきました。