「地域経済を回す」循環型支援

4月3日より、NPO法人リエラさん(大分県日田市)が、もとやスーパーさんで食材を調達した、炊き出し支援の取り組みをはじめてくださいました。

本来は能登町の古民家、能登屋(石川県鳳珠郡能登町小浦)を拠点に活動をされていらっしゃるのですが、町野町の現状を鑑みて、支援に動いてくださっています。

NPO法人リエラさんのご支援は、単なる炊き出しに留まらず、炊き出しの材料を現地で調達し、地域住民に還元するという「循環型炊き出し支援」を実践くださいました。

この循環型炊き出し支援は、温かい食事を提供するのみならず、①町野町唯一のスーパー「もとやスーパー」さんの在庫回転の後押し、②食事の支援だけでなく、みなさんの交流の場と機会を生み出しています。

具体的には、炊き出しのご支援の間に発生する、待ち時間や飲食の時間を地域の交流の場として機能させてくださり、地域コミュニティの新たな活性化のために、さまざまな工夫をしてくださっているのです。

これまでの炊き出しは、メニューは決められたもので、配布されるものを受け取るというものでしたが、そこから一歩踏み込んで、選べるメニューをご提案くださったことで、町野町のみなさんの食事に対する意識も大きく変わったように感じております。

また、循環型支援として、町野町にお心を寄せてくださるみなさまに呼びかけ、個人のみなさまのご支援と、もとやスーパーさんのご協力で、夏季限定の「アイスの差し入れ」を企画・実施しています。

地域循環型支援として、差し入れたアイス

たくさんの方のご支援のお陰で、これまでの第1回・第2回開催で、合計922個というたくさんのアイスを、町野町と近隣地域のみなさんに差し入れすることが出来ました。