新たに倒壊する家、危険と隣り合わせの通学路

5月中旬、町野小学校の通学路にある家屋が倒壊しました。以前から日に日に傾きが増して危険であることから、子どもたちに近づかないようにと呼びかけていた矢先のことでした。

この日、急遽緊急解体が入り、ブロック塀に乗っていた屋根などの撤去が行われ、ようやく安全の確保ができました。

今回は、人通りのない時間帯に倒壊したため、人的被害はありませんでしたが、5月の記事でもお伝えしたように、新たに倒壊する家は珍しくないのです。

緊急解体となった住宅

町野町においても公費解体に先駆け、危険な状態にある家屋の緊急解体が進められていますが、被害が甚大なため、まだ安心できるような状況にはありません。

被災家屋が建ち並ぶなかでの生活が日常になってしまっている今、特に小さなお子さまは、倒壊しかけた家屋にぬいぐるみを見つけて駆け寄ってしまうなど、危険な状態を正しく認知できない可能性もあり、今後一層の注意喚起の必要性を感じております。